あの作家(ひと)のこの楽曲(うた)

      秋元康   恋のハレーション             私のアイドル歌謡曲



      秋元さんの作詞活動20周年記念特別企画CDボックス 「秋元康/秋元流〜虎ノ門編」
      には氏の数々のヒット曲に混じって「恋のハレーション」が収録されています。

      アルバムにもシングル(B面)にも同時に収録されたこの曲は
      秋元さんにとってはほぼ初めての大物アイドルの楽曲で且つ筒美京平さんとの仕事でした。
      もしかしたらスタッフサイドではA面候補曲だったかもしれません。

      しかし作詞家の決定権はどうやら京平さんにあったようです。
      (売野さんが京平さんからの指名だと語っています)
      もしかしたら何か氏からこんなことを言われたのかもしれません・・・・・。

      「”ハリケーンキッド”のアンサーソングは今は必要ないよ」
      「こんな物語調の饒舌な歌詞は奈保子さんには似合わないから」
      「”決め科白”のある歌詞が欲しいんだけどなぁ?今の時代には」
      「既存のアイドルソングのオマージュ的なモノじゃ今の時代では売れないよ」

      京平さんから否定されたかもしれない?秋元さんの詞の世界はその後

      林哲司とのコンビでの”菊地桃子学園青春歌謡劇場として大ヒットし
      佐藤準・後藤次利とのコンビで作成された一連の”企画モノノスタルジックアイドルソング”
      はおニャン子ブームを呼びおこし、氏は時代の寵児なりました。

      そしてそのパロディ調のアイドル歌謡曲は再び筒美京平さんとの仕事により
      時代を象徴する「なんてたってアイドル(小泉今日子)として完成・完結します。
      時代はまさにバブル期偽物も横行し本物をも駆逐し得た時代でした。


      「ぜいたくな日記」秋元康20周年CDボックス発売へ(サンスポ記事)



      小田裕一郎  マーマレード・イヴニング        満たされない想い
      大村雅朗   スマイル・フォー・ミー         ソリッドな感じに仕上げました
      筒美京平   ジェラストレイン            常に真剣勝負です
      馬飼野康二  トワイライトドリーム          バラードを歌わせて
      
竹内まりや   けんかをやめて            ボーカリストと処女作トと処女作
      石川優子    スカイパーク              すべてのはじまりはここから
      八神純子    コントロール             私以外は歌えないわよ
      来生姉弟    恋ならば少し             貴方に歌って貰うために
      尾崎亜美    プリズムムーン           七色の魔法使いに会った日
      船山基紀    ヤングボーイ             私がヒットさせました



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