あの作家(ひと)のこの楽曲(うた)

      竹内まりや   けんかをやめて            ボーカリストと処女作



      竹内まりやさんが奈保子さんに歌われる当てのないままインスパイアされて

      奈保子ちゃんの年齢に合った詞の世界を探しながら一気に書き上げた
  
      というこの楽曲は、1981年の春頃にはすでにできあがっていました。


      1982年の秋に作曲者まりやさんの最初のシングルヒットとなるこのスローなロッカバラード

      友人の清水信之君にアレンジを頼み

      というような、およそなニューミュージック的な製作工程を経て
      おそらく後であまり手を加えない形で作品にされたようです。


      ライバルの松田聖子が、究極の職人の加工品としての楽曲で勝負するのとは対照的に、
      あくまで生の歌声を唯一の武器とした生鮮食料品的な楽曲で対抗していた感が強いです。


      楽曲自体も、ある意味粗っぽくできていて
      言葉が綺麗に聞こえる歌詞とメロディアスで覚えやすい曲を活かすために
      まるでのど自慢の伴奏のようにアレンジは控えめで薄めの音です。


      このオケはまりやさん自身も

      村上ポンタさんのドラムに合わせて、私は仮歌を楽しく歌って帰りました

      というほど気持ちの良い音質で出来ていたようです。


      個人的にはこの楽曲、ご主人の山下達郎さんのアレンジで
      彼のサポートメンバーの三谷泰弘(元スターダストレビュー)・村田和人やまりやさんの
      コーラスを従えたアカペラバージョンで聞ければもっともっと素晴らしいのではないかと
      密かに夢見る今日この頃です。

      (JEWEL BOX ★100ページ豪華ブックレット★奈保子ゆかりの方々からのコメント)


      最初のシングルヒット
      アイドルのシングルとしては堀ちえみの まちぼうけ が十日ほど先行
      http://www.yutopia.or.jp/~oouchi/ty/93mtsong/1980.html

      スローなロッカバラード
      8分音符が1小節に12個含まれる曲 
      メリー・ジェーン
 や 長崎は今日も雨だった など
      “トトトタトト、トトトタトト”と12個の8分音符が並んだやつ
      http://www.geocities.co.jp/MusicHall/6537/gakufu/8chougou.html



      大村雅朗   スマイル・フォー・ミー         ソリッドな感じに仕上げました
      筒美京平   ジェラストレイン            常に真剣勝負です
      馬飼野康二  トワイライトドリーム          バラードを歌わせて
      石川優子    スカイパーク              coming soon









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