船山基紀 ヤングボーイ 私がヒットさせましたデビュー曲以降の3曲のシングル曲はどれも歌詞が平凡で単調で無難な曲だったように思います。
それらを曲がりなりにもヒット曲に押し上げたのはきらびやかなアレンジの力だったように感じます。
特に新人賞レースの対象となるこのヤングボーイは秋の季節感と恋の切なさを
ストリングスとホーンセクションで、恋へのはずむ期待感をギターとドラムで
それぞれ上手く表現し舞台映えする楽曲に仕上げています。
ちなみに演奏はビクターからの客演の ドラムの林立夫 と エレキギターの松原正樹
上記二人と同じフュージョンバンド PARACHUTE（パラシュート）
参考 PARACHUTE Web Site. - ミュージシャンの系譜
のメンバーからパーカッションの斉藤ノブ
キーボードに 「超時空要塞マクロス」 羽田健太郎
同じくキーボードに 「セーラー服を脱がさないで」 佐藤準
トランペットに 数原晋 と当時の超一流どころの蒼々たるメンバーです。
この時期の奈保子さんは常に自身の歌唱力よりもレベルの低い楽曲を与えられており、
一度も歌唱力を酷評されることなく過ごします。
そして歌唱力の向上とともに、楽曲の難易度が上がっていくのです。
続きは「戦略展望」で「筒美京平作品」と題して行う予定です。
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